面接室に入る前は元気だったのに、面接官を前にすると声が小さくなる。英検では、そんな小学生が少なくありません。けれど、面接は難しい英語をたくさん知っているかを競う場ではなく、知っている言葉を使って相手に伝えようとする時間です。この記事では、英検 面接 質問例 小学生 7選として、家庭でも楽しく練習しやすい質問と答え方をご紹介します。
お子さまが目指す級によって質問の難しさは変わります。特に5級・4級では、短くてもはっきり答えることが大きな力になります。3級以上では、カードの内容や自分の考えを伝える練習が増えます。それでも基本は同じです。聞く、少し考える、声に出して答える。この小さな成功を何度も重ねていきましょう。
英検の面接で小学生が安心して話すために
面接練習で先に覚えたいのは、完璧な文章ではありません。まずは、笑顔で「Hello.」、聞き取れなかったときの「Pardon?」、答え終わりの「Thank you.」です。面接官とのやり取りが始まった瞬間に、「英語で会話できた!」という実感が生まれます。
保護者の方が練習相手になるときは、間違いをすぐ止めすぎないことも大切です。答え切った後に、「Good job!」「声がよく聞こえたね」と、できたことを先に伝えてください。その後で一つだけ言い直せば十分です。練習が訂正の時間だけになると、話すこと自体がこわくなってしまいます。
英検 面接 質問例 小学生 7選
ここでは、実際の面接で聞かれやすい形をもとにした練習例を紹介します。答えは丸暗記用ではなく、お子さま自身の好きなものや毎日の生活に合わせて変えてください。自分のことを話す英語は、覚えやすく、当日も出てきやすい英語です。
1. What’s your name?
最初の自己紹介は、緊張をほぐす大事な一問です。
答え方の例:
My name is Yuki.
I’m Yuki Tanaka.
名前を答えるだけでもよいですが、余裕があれば「Nice to meet you.」まで言ってみましょう。ここで明るい声が出ると、その後の質問にも前向きに入りやすくなります。家では、ドアをノックして入室するところから練習すると、本番の流れをイメージできます。
2. How are you today?
短いあいさつへの返答は、会話のウォーミングアップです。
答え方の例:
I’m fine, thank you.
I’m great!
I’m happy.
いつも「I’m fine, thank you.」でも問題ありません。ただし、疲れている日は「I’m a little tired.」と言ってみるなど、気持ちに合う言葉を選べると会話がもっと楽しくなります。正しい答えを探すより、自分の声で返事をする経験を増やしましょう。
3. Do you like cats?
YesかNoで答えられる質問は、5級・4級の練習にぴったりです。
答え方の例:
Yes, I do.
No, I don’t.
一歩進んだ答え方なら、「Yes, I do. They are cute.」のように理由を一言足します。好きな動物、食べ物、スポーツ、色などをテーマにすれば、何度練習しても飽きにくくなります。お子さまが「なぜ好きなのか」を日本語で話したら、その気持ちを短い英語にして一緒に言ってみてください。
4. What do you do after school?
毎日の習慣を話す質問では、動詞がポイントになります。
答え方の例:
I play soccer.
I do my homework.
I play games.
答えを長くしようとして止まるより、「I play soccer.」を自信を持って言えるほうがずっと良い練習です。プログラミングが好きなお子さまなら、「I make games.」や「I use a computer.」も、自分らしい答えになります。英語を勉強のためだけでなく、好きなことを伝える道具として使ってみましょう。
5. What do you want to be?
将来の夢を聞く質問は、子どもたちが目を輝かせやすいテーマです。
答え方の例:
I want to be a doctor.
I want to be a teacher.
I want to be a game creator.
夢がまだ決まっていなくても心配はいりません。「I don’t know.」と言えることも会話力です。答えに迷うお子さまには、「What do you like?」から考えてみましょう。絵が好き、動物が好き、ものを作ることが好き。その好きな気持ちが、英語で話す言葉につながります。
6. Please look at the picture. What is the girl doing?
3級以上では、カードやイラストを見て内容を説明する力が求められます。最初から文章全部を言おうとせず、「人」「動作」「もの」を順番に見つける練習がおすすめです。
答え方の例:
She is reading a book.
She is playing tennis.
She is eating lunch.
イラスト説明では、現在進行形の「is -ing」がよく使われます。家にある絵本、チラシ、写真を使って、「What is he doing?」「What are they doing?」とクイズにすると自然に繰り返せます。答えられたら、拍手をして次の絵へ進みましょう。
7. What do you think about helping others?
自分の意見を聞く質問は、3級から準2級・2級へ進むにつれて大切になります。難しく見えますが、まずは「I think it is good.」のような短い意見で十分です。
答え方の例:
I think it is good because it makes people happy.
I think it is important.
理由まで求められる級では、「because」を使って一つ理由を足してみます。ただし、答えを長くして発音が小さくなるなら、短く明るく答えるほうがよい場面もあります。お子さまの受験級と今の英語力に合わせ、言える文を確実に増やしていきましょう。
面接練習を「暗記テスト」にしない3つの工夫
質問と答えを一問ずつノートに書くだけでは、面接本番の会話にはなりにくいことがあります。おすすめは、立って練習することです。座って読むのと、相手の目を見て答えるのでは、声の出方も緊張感も変わります。
次に、質問の順番を時々入れ替えましょう。同じ順番だけで覚えると、予想外の質問で止まりやすくなります。「Cats?」「Soccer?」「After school?」とテンポよく聞くミニゲームなら、楽しく反応する力が育ちます。
そして、録音を一度だけ聞いてみてください。文法の細かいミスより、声量、スピード、最後まで言い切れているかを確認します。小学生の面接では、伝えようとする姿勢が大きな自信になります。聞き取りにくかった箇所だけを選び、「もう一回、ゆっくり言ってみよう」と応援しましょう。
当日に力を出すための小さな準備
面接当日は、答えを増やそうとするより、いつものあいさつを元気に言えるようにしておくと安心です。質問が聞き取れなかったら、黙ってしまわずに「Pardon?」と伝えること。分からない問題があっても、次の質問で気持ちを切り替えること。この二つを練習しておくだけで、面接への不安はぐっと小さくなります。
広島市南区や府中町で英語を学ぶ子どもたちにも、最初の一言が出たときの笑顔があります。英検の面接は合格のための試験であると同時に、「英語で伝わった!」を体験できるチャンスです。今日の夕食後に一問だけでも、お子さまと英語でやり取りしてみませんか。小さな「Yes, I do.」が、次の挑戦へ進む大きな一歩になります。
